FOMC(米連邦公開市場委員会)

FOMC(連邦公開市場委員会)は、Federal Reserve Open Market Committee の略称です。

FRB(連邦準備制度理事会)の下、米国の金融政策はここで決定されます。定例の会合はほぼ6週間ごとに年8回、火曜日に開催されます(なお、その年の1回目と4回目だけは2日間)。

構成員は12名で、FRBの理事(7名)とニューヨーク連銀総裁、そして残りの地区連銀総裁(11名)の中から順番で4名が加わります。 議長はFRB議長が務めることになっており、2006年2月1日以降、ベン・バーナンキ氏がその任に当たっています。

ちなみに、FRBの理事は大統領に任命されますし、地区連銀総裁は各地域の銀行界・実業界を実質上代表する存在ですから、まさにFOMCは米国の金融界の大物が集う場と言えます。


>>>『FOMCの役割』