FOMC 役割

FOMCの役割とは

FOMCは金融政策の決定を担当するわけですが、その中でも重要なのが、公開市場操作による貨幣量の調節です。 具体的には、ニューヨーク連銀を通じての国債売買という形でそれを行います。

ただし現在、政策手段として重視され、市場が注目するのは政策金利の決定の方です。 ここで言う政策金利とは、フェデラル・ファンド・レート(Federal Fund Rate、FF金利)の誘導目標金利を指します。 民間銀行が連邦準備銀行に預けている無利子の預金をフェデラル・ファンドと言いますが、 それを資金として金融機関相互が短期間の貸し借りを行う際の金利がフェデラル・ファンド・レートです。 FOMCは、この金利を誘導することで、短期金融市場の操作を目論んでいるのです。


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